この記事では「消火器の処分方法」について解説します。
結論からお伝えしますと、
「消火器リサイクル推進センター」が委託する「特定窓口または指定引取場所」へ連絡し、持込み or 引取り依頼を行い処分します。
詳細が知りたい場合は、以降の記事を参照ください。
消火器の処分について
廃消火器はリサイクルされる
消火器の処分には、専門的な知識や設備を要します。また、
- 環境負荷の軽減
- 地球温暖化防止
- 不法投棄および破裂事故の防止
を目的とした「廃消火器リサイクルシステム」に則り、再資源化が行われております。
2021年度は廃消火器の91.3%がリサイクルされ新しい消火器として出荷されています。
処分はどこに依頼するのか?
消火器は一般ゴミとして処分することができません。
エンドユーザーが消火器を廃棄したい場合は、消火器リサイクル推進センターが委託する「特定窓口」または「指定引取場所」にて処分を依頼します。
消火器はどうなったら処分するの?
主に下記に該当したら処分を行いましょう。
- 不要になって処分したい場合
- 製造から10年以上経過している場合(耐圧性能点検を実施する場合を除く)
- 腐食、損傷等がひどく、危険な状態にある場合
- 点検で不良扱いとなった場合
消火器の点検については下記の記事をご参照ください。
処分の手順
処分の手順は以下の通りです。
消火器リサイクル推進センター【公式】の「処分の手順」に、より詳しい記載がありますのでご参照ください。
処分を依頼するときのポイント
廃消火器が数本の場合
廃消火器が数本であれば、まずは最寄りの「特定窓口または指定引取場所」に連絡をしましょう。
各窓口・引取場所で料金が違いますので、複数箇所へ連絡し一番安いところに依頼しましょう。
引取を依頼すると割増料金になるため、数本の消火器であれば自分で廃消火器を持込しましょう。
廃消火器が多量にある場合
廃消火器がたくさんある場合は、窓口に運搬するのも大変な作業になります。
自分で対応できない場合は、収集・運搬も含めて「特定窓口」へ依頼しましょう。
この場合も特定窓口によって料金が違いますので、複数箇所へ連絡し一番安いところに依頼しましょう。
新しい消火器の購入
現在、消火器はネットでも安く販売されております。また、廃棄の際に新しい消火器を同時に購入したい場合は、まとめて「特定窓口」に依頼することもできます。
販売価格は窓口によって違いがありますので、複数の窓口に料金を確認の上、購入しましょう。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
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